用事があって道東へ行った時のこと。
乗車していた「おおぞら1号」が「ライラック1号」に追い抜かれました。時刻表上は08:00発の同時発車でした。
乗り換えのために池田駅で下車。構内には廃車された機関車が数両、留置されていました。DD13 608は札沼線の貨物列車牽引でよく見かけていた機関車でしたが、いつの間にか釧路機関区に転属されていました。 釧路のカマは外観の悪さで定評がありましたが、朽ちたように見えるDD51 524なども、実は現役時代とあまり風体は変わっていないと思います(苦笑)。貨物列車の廃止や輸送方式の変更により、全国的に大量の機関車や貨車が廃車され、ちょっとした駅の構内にはこんな風に機関車の屍が晒されていたものです。
昭和61(1986)年1月2日