ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

恵比須岩俯瞰

張碓海岸は鉄道の撮影地として古くから有名で、幌内鉄道時代の写真が残っているほどです。まあ、そこまで時代をさかのぼらなくても、電化前の蒸機主役時代の写真がいくつも発表されています。その中でも格別に有名なのが恵比須岩俯瞰。この有名な岩は、もともと地続きだった所を線路建設にあたりぶっ飛ばして孤立したものだとか。

昭和55(1980)年11月に、北海道鉄道100年記念行事で、小樽~札幌間にSL列車が運転された時にも大勢のファンがこの場所に集まりましたが、私は出遅れて到達できませんでした。そんな残念な記憶もあって、今度こそちゃんと撮ろうと再び訪れました。

まずは塩谷駅です。

f:id:railway-photo:20190922075123j:plain

09:45 上り臨時列車

列車待ちをしていたら、ちょうど臨時列車が到着しました。当時は日常の何気ない光景でしたが、今ではもう見ることができません。

 

f:id:railway-photo:20190922075238j:plain

09:56 臨時列車・135列車

三つ目DD51牽引の135列車に乗車しますが、残念ながら小樽止まりです。小樽で千歳空港行きの1742M乗り換えます。撮影地は銭函張碓の中間にあるので、銭函で降りたのは間違いないのですが、そこからどうやって撮影地まで行ったのかの記憶がありません。多分、国鉄バスに乗車したのだと思いますが、う~ん、さっぱり覚えていません。

 

前述の北海道百年記念のSL列車撮影の時には、線路からここへ登ろうとして途中で断念しました。それより上には既に多くのファンがカメラを構えており、それ以上上がっても場所はないと判断したからです。コンクリート擁壁のステップを上がったわけですが、今考えると、無茶苦茶ですね。

そうしてこの時がここでの初めての撮影になるのですが、まずは撮影地最寄りの大きなアンテナが目印のお宅に伺い、その家の庭あたりから入って撮影できる場所を探しました。

f:id:railway-photo:20190922075918j:plain

11:30 銭函張碓 上り臨時列車

ここでも臨時列車に遭遇しました。一見、急行「ニセコ」っぽいですがテールサインは「団体」で、4両編成の後ろ3両は寝台車です。

 

f:id:railway-photo:20190922080228j:plain

11:39 542M

好き嫌いは別として、711系は新塗色の方が赤が鮮やかで画面に映えます。

 

f:id:railway-photo:20190922080122j:plain

f:id:railway-photo:20190922080322j:plain

12:41 銭函張碓 荷43列車

後ろ3両が荷物車の5両編成。影が線路まで落ちており、シャッターを切るタイミングがうまく掴めませんでした。

じゃ、次、とばかりに今度は朝里へ移動します。

 

昭和61(1986)年10月12日