ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

大沼へ

昭和61年の大晦日駒ヶ岳狙いで行こう!と思っていたのかどうかは覚えていませんが、未明、臨時急行「すずらん90号」のスハフ14 502から函館駅に降り立ちました。途中、大沼駅にも停車したのですが、外はまだ真っ暗でどうしようもないので、一旦函館まで完乗して、それから引き返すことにしました。決して寝坊して大沼駅で降り損なったわけではありません。

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函館駅 639D

砂原線回りで長万部行きの普通列車です。この車両に乗車して大沼駅へ引き返しました。車中、しっかり車内アナウンスを録音しています。

 

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大沼駅 622D

駒ヶ岳回りの、森発、大沼行きです。639Dと同時到着。キハ40が大量に増備されたとはいえ、キハ22はまだまだ現役です。駒ヶ岳がうっすら見えます。

 

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07:02 仁山←大沼 624D

大沼発、函館行きで、休日運休となる列車です。通勤・通学列車でしょうか。休日ではないとはいえ、大晦日なので車内はガラ空き。

有名なお立ち台と思われる場所は木が成長して見通しが利かず、やむを得ず、道路から低位置での撮影となってしまいました。

小沼湖畔へと先を急ぎます。

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07:17頃 仁山←大沼 642D

砂原線回りで森発、函館行きの普通列車ですが、まるで急行列車のような5両編成です。前から2両目は新鋭のキハ54。函館、苗穂、旭川、釧路に新製配置されました。苗穂の車は札沼線にも入りました。

曇り空ながらも、駒ヶ岳が全容を現わしてくれました。そして、この道路の先を見ると、山に上がれそうな道が白い筋となっており、おいでおいでと手招きしているではありませんか。うん、行くしかないね。

 

昭和62(1986)年12月31日