ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

ヘッドマーク、真っ白

森駅を後にして、海の見える場所にやってきました。けれども雪の降り方が強くなってきて、噴火湾の対岸はさっぱり見えません。風景全体が雪のベールに包まれているので、ここはもう列車主体で撮るしかありません。

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11:49 森←桂川 646D

あかん。望遠にすると雪がわやだべさ。646Dは、長万部からおよそ3時間をかけて函館まで走破します。ん?デビュー当時の「スーパー北斗2号」の所要時間と同じだ。ただし、札幌~函館な。

 

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12:15 森→桂川 おおとり

う~ヘッドマークが真っ白。国鉄最後の11月ダイヤ改正で、遂に「おおとり」もキハ183系となり、とうとう道内から食堂車が消えてしまいました。北海道に食堂車が復活するのは、この2年後のことで、「トマムサホロエクスプレス」の増備車キシ80 501でした。

 

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12:16 森←桂川 北斗4号

「おおとり」通過後、すぐに「北斗4号」が通過。こちらは雪煙でヘッドマークはうっすら。

 

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12:30 桂川←森 北斗83号

せっかくのキハ80系による臨時「北斗83号」もこの有様。臨時「北斗」は81~86号の3往復が年末輸送に走っていました。

 

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12:53 桂川→森 北斗6号

ことごとくヘッドマークは見えないの巻は、これにて終了。ヘッドマークにもワイパーが欲しいところです。

 

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森駅

あ~あ、何か締まりのない撮影でした。

せっかく森駅で降りたのだし昼飯時でもあるから「いかめし」を食べよう!と駅の売店に行くと「売り切れ」という無慈悲な現実。帰りの「北斗9号」が空いていて、ゆっくりふて寝ができたのがせめてもの救いだったでしょうか。

 

昭和61(1986)年12月31日