夕暮れ時の札幌駅、しかも吹雪いておりました。撮影に至る状況はさっぱり覚えていませんが、今なら家に籠ってじっとしていたいこんな悪天候でも、当時は案外、嬉々として撮影していたような気がします。
列車案内表示器は、4番、5番ホームとも真っ白。ダイヤが乱れていたのでしょうね。KIOSKも、一応は営業中。
7番線には列車が停車中。さすがに人の動きがあります。
列車番号は分かりませんが、列車が停車しているだけで、駅が生き生きしているように見えます。
昭和62(1987)年1月4日
来年の東京オリンピックのマラソンと競歩の会場が札幌に変更されそうです。酷暑の東京から選手を守るというのが理由だそうですが、何を今更という感じがします。勝手にスポンサーだかの意向で真夏に競技日程を決めておいて、東京都も知恵を絞ってせっせと準備をしてきたのにこの有様ではね。小池都知事が、つい皮肉めいて「じゃあ、北方領土でやれば」などとうっかり口を滑らすほど頭に血が上ったのも理解できます。選手の中には当惑したり怒り心頭している人もいるようです。IOCが単に、トラブルがあった時の責任を取りたくないだけじゃないのですか。選手をダシにして欲しくないですね。酷暑対策として、沿道500mおきにでも、移動式のミスト噴霧器(そんな機械があるのかどうかは知らないけど)を設置すればいいんじゃないの。コースは知らないけれども、マラソンで80基、競歩で100基用意すれば十分でしょう。短時間で設置できるものであれば、もっと減らすことは可能でしょう。札幌市も浮かれているんじゃないよ。今年の8月初旬の暑さを忘れたのでしょうか。東京都と選手を舐めてんじゃないよ、IOC。