何を思ったのか、お昼に上野駅から特急「そよかぜ3号」に乗車して軽井沢へ行ってます。目的はEF63らしかったのだけれど、駅撮りだけして帰宅しています。因みに「そよかぜ3号」はL特急「あさま73号」と同じ列車番号の季節列車で、「そよかぜ3号」は中軽井沢行き、「あさま73号」は長野行きでした。
15:09発 横川駅 そよかぜ3号
ここから補機としてEF63重連を後部に連結します。峠の釜めしは買っていません。
15:06 横川駅 あさま72号
反対方向から「あさま72号」が到着します。日常的に機関車が特急電車を牽引するシーンなど、ここ以外では滅多に見られるものではありません。
あさま72号・そよかぜ3号
2本の特急電車の並びですが、なんでしょう、この窮屈さは。すぐに「そよかぜ3号」に乗らねばならなかったので、こんな写真になってしまいました(泣)。
そして軽井沢駅に到着。若い女性ばかりで、場違いな気分でした。駅舎は独特の雰囲気です。
軽井沢駅構内には、多くのEF63がたむろしておりました。1両ずつ形式写真を撮りたい気分ですが、その場所がありません。光線状態も好ましいものではありません。
15:45頃 白山2号
「白山2号」が到着すると、速やかにEF63重連が、横川方に連結されます。EF63は常に下り勾配側の横川方に連結され、軽井沢~横川間をひたすら行ったり来たりの専用機関車です。かつてはアプト式機関車がのろりくらりとギアを噛みながら上り下りしていました。
15:50頃 あさま19号
「あさま19号」が到着するや「白山2号」が発車します。
まあまあ、本当に忙しい駅です。
長野新幹線の開業によって碓氷峠の区間は廃止され、廃止間際にはそれを惜しむファンが大挙して押し寄せたようですが、私はとうとう碓氷峠を訪れることはありませんでした。あまりにメジャー過ぎて、人混みの窮屈さを避けていたようです。
昭和62(1987)年11月21日