前回の冬からいきなり夏です。撮影が、写真からビデオへと移行しつつある時期で、中版カメラの出番はめっきり少なくなりました。「C62ニセコ号」の撮影もビデオのみとなりましたが、山線に入る前に小樽築港駅で途中下車して、久々にスナップしました。
08:47 924列車
小樽築港駅の小樽側ホーム端より。敷板の先には小樽運転所がありますが、駅からは結構、距離があります。ここから行ったことは、勿論、ありません。
すでに「C62ニセコ号」は待機しておりました。運転所からはDE15が引き出してきました。
DE15 2504
この後もDE15は、SL列車のエスコート役として大活躍することになります。いわばSL列車の運行を支える縁の下の力持ちですが、DE15にしてみれば、夏のアルバイトといったところでしょうか。
改造車のスハシ44 1。カフェカーとして食堂車の形式が与えられました。外観はスハフ44時代のまま。「C62ニセコ号」運転終了後は譲渡も解体されることもなく苗穂工場に保管され、その後「SLすずらん号」で復帰し、今でも「SL冬の湿原号」で活躍中の、北海道に残る最後の現役旧客です。
逞しいC62のキャブ周り。剥き出しの原始的メカニカルが魅力的です。手入れのされた鉄の塊は、火が入ることでまさに生き物と化します。
単機でもこの迫力のC62。かつて重連で急行「ニセコ」を牽引したド迫力たるや、一体どれほどのものであったか。100人の鉄道ファンが居れば、おそらく全員が涙するでしょう。10000人いれば10005人が感動するでしょう。5人は胎児。
この後、発車シーンはビデオ撮影で見送りました。
平成2(1990)年8月6日
昨日は、ヤフオクで落札した4TBのHDDが届いたので、早速PC内の2TBのHDDと交換しました。そして早速、カラーネガのスキャンに取り掛かりました。フィルムスキャナでせっせとスキャンしたものをやり直します。250本ほどでしょうか。今のスキャナは、デジタル技術を駆使した、キズやホコリの除去(修正)機能が優れているので、それを活用します。既存の画像データは、キズもホコリもすごくて、その修正にめちゃくちゃ手間取るのです。
さて、あぶれ画像を貼っておきましょう。
昭和55(1980)年10月18日 青森駅 マニ60 2009
昭和57(1982)年7月31日 和田山駅? マニ60 76
昭和59(1984)年3月17日 高松駅? マニ36 2039