ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

未明の発車

滝川駅で2度目の徹夜観察を行いました。蒸機全廃まで2か月に迫った頃で、根室本線の蒸機運用がどうなっているのかを知りたくての徹夜観察でした。前回の時もそうでしたが、「SLダイヤ情報」が全然発刊されなくて、状況は全くの分からず仕舞い状態。春に発売された最新刊には、根室本線の滝川~芦別間の運用記事が掲載されておらず、にわかには信じられなかったので7月に最初の観察をしたところ、3月のダイヤ改正前と同様にD51と9600が運用に入っていて安心したわけですが、この日もその後どうなったかを知りたかったわけです。それと、滝川機関区で夜の蒸機を撮影したかった。

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04:30 5481列車

赤平行きのセキ返空列車です。昭和49(1974)年の時点では、運炭列車は芦別までと赤平までの運用で、D51と9600が牽引していました。乾いたブラスト音を天空に響かせての発車は、夢の中のような出来事でした。

この日もK君に三脚を借りての撮影でした。三脚を持っていなかったせいか、バルブ撮影への憧れは尚更強く、夜の機関区訪問もその思いからでした。

 

この後、機関区へ向かい、事務所で許可をもらいに行くのですが、撮影は8時から17時までと断られてしまい、已む無く、事務所前で撮らせていただきました。機関区内にはそこかしこにピットがあり、そこに落下する危険があるからというのが、夜間撮影不許可の理由でした。因みに機関区は不夜城のようでした。

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以前の記事でアップしたかもしれませんが、再スキャンした画像なので、少しは状態が良くなっているかと思います。安いカメラの安いレンズのせいか、フレアが盛大に出ています。

機関区で根室本線の貨物運用を尋ねると、午後は全て運休とのことでガッカリ。ただ、深夜01:50発、芦別行き5493列車はD51 1072が牽引していたので、まだD51、9600とも健在なことを確認できただけでも収獲と言えるでしょう。また、上砂川支線や歌志内線のD51も健在で、早朝、砂川へ向けて単機回送されていきました。

 

夜が明けてから赤平へ移動して9600を撮影し、その後、再び滝川機関区を訪問し、写真を撮らせていただいたのでありました。バルブじゃないけど。

 

昭和50(1975)年10月26日

 

新コロによるパンデミックによって人類の経済活動が軒並み停止したお陰で、地球環境はみるみる回復しているという説を新聞で読み、ふと考えてしまいました。

地球を救え、という表現は大嫌いなのですが、神的な存在が地球上に生命体を誕生させた時、その環境バランスを維持するために特定の種だけが地球上にはびこることのないように、ある仕掛けをしたのではないかと。その一つがウィルスだと。人間も含む生物が免疫という防御システムを持つように、地球上にも生物環境を維持するための防御システムが存在し、その一つがウィルスではないかと。人類が地球環境にとってのウィルス的な存在となり、環境を守るための仕掛けに人類は引っかかってしまった、そんなことを考えてしまいました。欲をかき過ぎた人類は、ウィルスの詰まったパンドラの箱をうっかり開けてしまったのだと。

宇宙には生命が溢れ、天体も生命体であるという説。漫画化の星野之宣氏は、究極の生命体としてブラックホール生命体というものを作品化しましたが、命の定義がよくわからない現状では、全くの絵空事とは思えない作品でした。人類が核戦争をおっぱじめて地球上から全ての生命体が消滅しても、地球はそこに厳然として存在するでしょうから、地表にへばりつくだけのちっぽけな人間が「地球を救え」などとはおこがましい限りなのですが、知恵を持った人類が欲のために地球環境を汚し、それが人類はもとより地球上全ての生物にとって害悪であると知った時、今度はそれを改善しようと人類は知恵を絞る。そうした一連の行為自体も、神的な存在が生命体に仕組んだ「生命維持装置」ではないかと。ヱヴァンゲリヲン的には「地球清浄化計画」であり、ウィルスが使徒というところでしょうか。

新コロの感染によって、残念ながら多くの人々が命を落としていますが、人類がウィルスで全滅することは絶対にありません。ウィルスもまた破滅しないようにRNAを改変し、人類や他の生物との共存を図るからです。天然痘ウィルスが絶滅したのは、安定したDNAウィルスであり、変化できなかったために牛痘ワクチンで絶えました。また強毒化したウィルスは、感染者がすぐに死ぬために感染拡大ができずに自滅します。その点、今回の新コロは、これまでにない忍びの技を使って感染・潜伏し、表現としては非常に不謹慎ではありますが、パンデミックを引き起こすのに成功した、ウィルス界のチャンピオンといえるでしょう。一刻も早く、代替治療薬によって感染が収束することを願うばかりですが、この機に乗じて金儲けや自分たちの利益に走る人間や組織もまた、人間社会にはびこるウィルスでしょう。WHOも中共に汚染されて酷いですね。削除、排除、駆除、切除をキボンヌ。目覚めよ自由主義連合。(韓国は除く)

意思を持たないはずの非生命体ですら、生存のために変化するのですから、人類もまた何かの岐路に立たされているのかもしれません。