くどいですが、再掲画像です。
コダカラ―のネガで、コマによっては黄変色はまだ少なめです。でもなんか色に艶がなく、パサパサした感じに見えるのは、黄変色と何か関係があるのでしょうか。
苗穂機関区を出区する和式気動車、キロ29です。
グリーン帯が懐かしいです。この車両が誕生する前、1等車の帯は青色でした。JRになってから旭川区のキハ56が、グリーン車でもないのに青帯を巻いていました。(留萌方面の海水浴臨時列車に使用)
向こうはDD51による入換でしょうか。倉庫群が苗穂地区の特徴で、専用線が何本もありました。
入換をするDE10。それ以前はDD13、更にその前にはC58が入換をしているのを見たことがあります。この当時、大きな札幌周辺の貨物・荷物取扱駅は苗穂の他、桑園と東札幌と札幌貨物ターミナルの各駅に分散していました。
2本の入換の間を縫って、ED76牽引の客車列車が苗穂に到着します。列車の着発・通過、入換、苗穂機関区の入出区と、頻繁に車両が行き交い、とても賑わっていました。マンションが建ち並ぶ前なので、やかましくても近所の苦情はなかったでしょう。
苗穂駅の荷物ホームには、多くの荷物車が停車中。荷物の積み下ろしをしているのでしょう。荷物ホームは札幌駅にもありました。
50系客車登場前で、旧型客車には様々な形式がありました。狭窓のスハ32系も現役です。
DMH17系機関特有の白い排煙を上げて札幌駅へ向かいます。夕方からの運用ということは、ビール列車か何かでしょうか。それとも、夜を徹しての遠距離運用でしょうかね。
苗穂工場構内で待機中のDE10。この頃、苗穂機関区にはDD13、DD14、DD15の配置はありましたが、DE10は未配置で、この1596号機は小樽築港のカマです。苗穂工場の入換機は緑色に塗られたDD13でした。
この頃の札幌駅(南口)。SOGOデパートの2階バルコニーから。このコマは黄色い変色が目立ちます。駅前のタクシープールは、現在よりも大賑わいのように見えますが、一般車両も結構駐車していますね。
昭和55(1980)年10月4日