札幌駅で形式写真・・・っぽい車両写真を撮影しましたが、なんかピシッとしていない仕上がり。その残念さを共有して下さい。
函館発、山線経由で旭川行きの121列車です。
オハフ33 1031
オハ35 282を緩急化した車両。そのオハ35 282は旧スハ33931で、オハ35に改形式後、戦前に混雑対応を目的にセミクロスシート化されてオハ40 43に改形式。戦後、クロスシートに復元されてオハ35 282に戻されました。1000番代はTR23を履いています。
スハ43 702
本州版スハ43を北海道仕様に改造したもので、最初は500番代とされたものの、オリジナルの500番台の中に紛れ込んで紛らわしいということなのか、数年で700番代に改番されました。しかしながらオリジナルの500番台車の多くは早期にオハ46やオハ47に改形式されており、北海道仕様の500番代との番号重複はなかったので、500番代のままでも実質的な問題はありませんでした。
オハフ62 13
鋼体化客車。古~い木造客車の台枠を流用して戦後、大量に製造されたオハ60系グループで、オハフ61形式の北海道版です。
スハフ32 389
狭窓が古さを感じさせます。昭和15年製で、当初の形式番号はスハフ34400形式スハフ34690。スハフ32形式は二重屋根の旧スハフ34200形式と丸屋根の旧スハフ34400形式、それと最初からスハフ32形式として誕生した三つのグループからなっており、スハフ32 1~98までは旧スハフ34200形式、99~396が旧スハフ34400形式、397~409が当初よりスハフ32形式です。
オユ10 2563?
多くの客車列車には郵便車や荷物車が連結されていました。残念ながら旧客タイプの郵便車は目撃していませんが、合造車のオハユニとかスハユニなら撮影しています。オユ10に優等車両でもないのに冷房装置が搭載されているのは、郵便職員が作業で汗だくになって郵便物を汚すおそれがあるからという理由だそうです。
アップできる画像の容量を抑えるためにも、本日はここまでです。
昭和57(1982)年1月2日