ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

金沢線路際

富山から金沢へ移動しました。金沢運転所方面には線路に沿って小径があったので、それをズンズン進みます。今は新幹線が出来、駅周辺は高架化されてしまったので、当時の様子を重ね合わせることは難しいです。

ここはまだ駅の近く。

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10:11 金沢←東金沢 立山2号

糸魚川発、大阪行きです。ただし、糸魚川~富山間は快速列車。また季節列車として、後ろ3両は富山地方鉄道立山からの車両で、富山から併結されてきます。

 

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EF70 17

単機回送だったのか停車中だったのか覚えていません。

 

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10:21 金沢→東金沢 雷鳥1号

金沢駅を背景に、ボンネット「雷鳥」が発車したところです。右手奥には留置された多くの機関車の姿が。大きな駅の広い構内には何本もの線路が複雑に絡み合い、わくわくせずにはいられません。

 

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10:32 金沢←東金沢 上り貨物列車 EF81 5

色褪せたようなローズピンクのEF81が、貨車を牽いて金沢駅に進入です。なんか目線が高くなっていますが、線路際まで這い上がったのでしょうか。

 

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10:36 金沢→金沢運転所 回送

浅野川を渡り金沢運転所へ回送されます。「はくたか」のヘッドマークを装着していますが、こんな時間帯に「はくたか」は金沢にはおりません。

 

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回送

11:01発の「加越6号」となる回送列車のようです。

 

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10:51 雷鳥3号

大阪発のL特急雷鳥」は、金沢まで5往復、富山までは8往復、そして遠路新潟までは3往復の、合計16往復が設定されていました。「3号」は新潟行き。長距離であっても食堂車が連結されているので、ゆったりと食事や喫茶でくつろぐことができました。

 

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11:03 雷鳥10号

こちらは富山から。勿論、食堂車付き。

 

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11:10 333M

福井発、富山行き。金沢~富山間は快速列車ですが、「快速」表示はしていません。列車種別表示窓は塞がれておらず、「快速」がちょろっと頭部分だけが覗いています。貫通扉部の「1512」という数字は何なのでしょう。後ろは「78M6」だか「7846」と表示されていました。九州の車両と異なり、タイフォンカバーがあるのはいかにも北陸という感じがします。

 

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11:11 342D

能登中島からの各駅停車です。先頭はキハ26改造の郵便荷物気動車、キユニ26です。16号と思われます。(←キハ26 459←キロ25 59)

 

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回送

11:37発、蛸島行きの「能登路7号」の回送列車。

先頭車の列車種別幕が破れているように見えます。後ろのキハ20系は金沢で切り離されますが、どの列車になるのかは分かりません。

 

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11:16 立山1号

2枚目は、「おっと!473系だ!」とばかりに慌ててシャッターを切ったもの。473系は471系のパワーアップ版ですが、すぐに抑速発電ブレーキ搭載の475系が増備されたので、クモハ473形式とモハ472形式はわずか1両ずつで製造が終了してしまいました。直流車の163系と165系の関係と同じです。

 

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11:17 3336M

富山発、米原行きですが、福井からは336Mとなって各停となります。

列車種別表示部を塞いでいない車両は、急行運用には就かない編成なのでしょうか。

 

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11:25 上り貨物列車

戸口から戸口へ。国鉄コンテナといえば黄緑色のイメージがあります。

 

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11:33 雷鳥12号

ボンネットの0番代・100番代、貫通扉の200番代、非貫通の300番代と、それぞれのクハ481が運用に就く「雷鳥」です。「12号」は新潟から。

 

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回送列車

雷鳥52号」の回送でしょうか。

 

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11:39 しらさぎ1号

名古屋発、富山行きですが、10分ほど遅延していたようです。

 

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11:42 能登路7号

回送列車で連結していたキハ20系は切り離してきました。キハ28とキハ58とを背中合わせにしたペアを3組つないだ編成です。黄変色により、朱色がエンジ色のように変色しています。

 

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11:50 522列車

富山駅で見かけたEF70 10とマヤ34 2007が連結されていました。522列車は長岡発の米原行きで、所要時間は13時間05分。乗り鉄ならば是非乗らねばならぬ列車でしょう。

 

金沢駅に戻ってきました。

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おそらく11:55到着の「能登路6号」かと。

 

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11:59着、12:01発「しらさぎ6号」

これに乗車して福井へ向かいます。

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サシ489-6

生憎、自由席車は混んでいたので、食堂車に逃げ込みました。55分間の乗車なので、ゆっくり昼食をと思い「えび定食」1,400円也を頂きましたが、値段の割にはちょっと内容が寂しかったと、メモには不満を書き連ねておりました。

 

昭和57(1982)年6月26日