ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

機関車

乗り鉄三昧の三日間、あちこちで見かけた機関車の画像を貼っておきます。

 

昭和58(1983)年7月15日

f:id:railway-photo:20200707075007j:plain

松本駅 ED60 1

新性能機関車と呼ばれる近代型機関車の第一号。登場時の車体は茶色。姉妹機のED61は、軸重を増やし、電力回生ブレーキを搭載した強力型で、ED60よりも全長が1m以上長くなりました。やがてEF64の増備で余剰になると、全車18両に対して中間1軸台車を設置して軸重を減らしたED62に改造されました。

 

f:id:railway-photo:20200707074558j:plain

松本駅 EF64 49

ED61を撤退させた張本人。

 

f:id:railway-photo:20200707074610j:plain

松本駅 DE10 1724

 

昭和58(1983)年7月16日

f:id:railway-photo:20200707075744j:plain

甲府駅 EF15 149

最後まで活躍した純旧型電機。EF58も旧型電機ですが、車体が近代的でスマート過ぎます。やはりEF15の古豪然としたスタイルには味わい深いものがあります。

 

f:id:railway-photo:20200707074624j:plain

上田駅 EF64 36

山岳路線向けの機関車で、最初の12両は、直流時代の板谷峠に投入されました。直流機関車のこの塗色は、EF64が最初に採用しました。茶色で登場したED60、ED61、EF60~EF63も、後にこの塗色に塗り替えられました。

 

f:id:railway-photo:20200707074638j:plain

f:id:railway-photo:20200707074652j:plain

長野駅 DD16 302(←DD16 5)

簡易線用の機関車ですが、排雪においてはDD15はもとより、DE15も入線は厳しいということから、軸重の軽いDD16に前頭車を両端に取り付けて排雪用機関車としたものです。前頭車もまた軸重を軽くする必要からボギー台車を採用した関係でDE15のそれよりも車体が長くなり、排雪時のフォーマルな姿では全長36mほどにもなりました。新幹線車両よりも長い。

 

昭和58(1983)年7月17日

f:id:railway-photo:20200707074714j:plain

富山駅 EF70 20

一次型は前部標識灯はおでこ中央。

 

f:id:railway-photo:20200707074725j:plain

富山駅 EF70 30

2次型になると前部標識灯は2カ所に。前パンタが粋です。

 

f:id:railway-photo:20200707074740j:plain

富山駅 EF81 1

日本海縦貫線常磐線の顔といえばEF81。オールラウンダーとか呼ばれています。関門用のステンレス車体の300番代はユニークな存在。

 

f:id:railway-photo:20200707074752j:plain

高岡駅 DD13 649

「9」の位置が微妙です。ちょっと分かり辛いですが、ボンネット上の送風ファンの回転を確認する標識が△です。DD51ではよく見かけましたが、DD13では少数派。

 

f:id:railway-photo:20200707074805j:plain

高岡駅 城端線323列車

この列車に乗車し、車内アナウンスの生録をしながら高岡~城端間を往復しました。

 

この旅行では車内アナウンス収録に励んだものです。