この日はボンネット車が運用に入っているという「あさま」を撮るために上野駅へ行ったようです。まあ、結果から言うと駄目でしたけどね。でも、本来ならば上野駅では見られない物が見られたので、結果オーライということで。
13:30発 そよかぜ3号(中軽井沢行き)
クハ489形式の600番代は基本は200番代ですが、偶数向きということで600番代に。0番代に対する500番代と同様の扱いになります。CP(空気圧縮機)を2基搭載していますが、これは、0番代では3000リットル/分の供給能力があったCPが、200番代では2000リットル/分に減少したため、横軽通過時のパンクからの回復時間を0番代と同レベルにするための処置とのこと。それと600番代では密着連結器が採用され、500番代に見られた解放テコがなくなりました。
因みにクハ489-602を含むN302編成は、平成8(1996)年11月24日に長野駅構内で、回送中の189系と接触事故を起こしました。致命的な破損はなかったものの、その翌年の長野新幹線の開業に伴い余剰となることが明らかだったため、修繕されぬまま編成ごと廃車されてしまいました。
13:40発 新特急 なすの11号か?(黒磯行き)
クハ185-301
14:10発 新特急 谷川7号(水上、万座・鹿沢口)
サロ185-201
200番代車のトップナンバーをゲットできました。
日本縦貫線と津軽の特急列車が見れちゃいました。特に「むつ」を見たのはこれが最初で最後でした。で、その正体は14:37発、会津若松行きの特急「あいづ」でした。
14:30発 そよかぜ5号
そよかぜ3号が200番代だったのに対して、5号は0番代による編成。EF63が連結される偶数側はクハ489形式500番代ですが、200番代では廃止された解放てこが取り付けられています。
14:43発 急行「軽井沢63号」
この日は土曜日ですが、ホームを挟んで中軽井沢行きの特急と急行が並んでおり、軽井沢人気の高さのほどが分かります。駅で降りたことしかないけど。
この後、本命の「あさま19号」(15:30発、長野行き)まで待つのですが、189系の非貫通形でした。189系にはボンネット車はないもんねえ。
昭和61(1986)年9月6日