友達に会った帰りの名古屋駅で。列車待ちの時間に、特に何も考えずにシャッターを切ってました。
ワム284754
「ゴミ車」と表示しています。お座敷車に連結し、そこで出たゴミをこのワムの中に回収していたのでしょうね。
12系客車改造のお座敷車。いわゆる「ナコ座」と呼ばれる編成で、編成端が展望車となっているのが特徴。展望車の形式はスロフ12で、スロテフ12とはなっていません。
特急「しらさぎ」の車両写真。
1号車 クハ481-306
2号車 モハ484-319
あら?上がっているパンタは一個だけ。「直流区間=パンタグラフ2個上げ」という固定観念があるので、ちょっと意外。
3号車 モハ485-217
4号車 サロ489-28
サロ481が489系の中に入ると碓氷峠を越えるのに問題がありますが、サロ489が485系の中に入っても問題はありません。
5号車 モハ484-316
6号車 モハ485-214
7号車 クハ481-303
モハ484とモハ485とで番号が一致していないのは、200番代が登場した際に、モハ485は0番代からの連番(97~)であるのに対して、モハ484は201号からの飛び番になったからです。200番代は空調装置の変更(クハ481では貫通構造となったのが大きな外観的変更)が主なもので、モハ484はクハ481同様に定員が変更になったため201号からの番号が付されました。
クハ481については、200番代を非貫通構造としたのが300番代になりますが、他の形式には存在しませんので、番台区分はいささかややこしいです。クハ481の製造時期に合わせて番代ごとの番号を整理すると(サロ481とサシ481は連番で区分なし)
0番代
クハ481:1~40
モハ484・モハ485:1~46
100番代
クハ481:101~126
モハ484・モハ485:47~96
200番代
クハ481:201~263
モハ484:201~308(車掌室廃止)、601~602(車掌室、業務用室設置タイプ)
モハ485:97~206
300番代
クハ481:301~354
モハ484:309~345、603~614
モハ485:207~255
他に大きな区分として1000番代と1500番代が存在するのは皆様ご承知の通りです。
新幹線のホームから。
キハ58 714
キハ28 2459
2000番代は冷房装置へのサービス電源装置を搭載したタイプ。キハ58の床下は機器がひしめき合って電源装置が搭載できないため、キハ58だけの編成では冷房は使えません。また、電源搭載のキハ28が編成にあっても、非冷房のキハ58が間に入ると、その先にあるキハ58の冷房は使えません。そのため、冷房装置搭載のキハ58であっても扇風機が残されています。
キロ28 2309
2309(←309)以降では断面形状をキハ65に合わせたことにより、雨樋の位置が低くなりました。またトイレが車端部へ移設されています。ユニット窓は後年改造されたものです。
キハ65 506
形式60番代は強馬力エンジン搭載タイプです。キハ58系の強馬力タイプと言えるでしょう。試作車はキハ90系で、特急用はキハ181系となりました。勾配線区において、冷房サービスを行うためには欠かせない形式です。ただしトイレがないので、キハ65だけの編成はありません。
国鉄色は美しいと再認識してしまいました。
昭和62(1987)年2月8日 名古屋駅