ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

星置行きの列車がなくなる

平成7(1995)年3月のダイヤ改正で、星置行きの普通列車が消えるというので、札幌駅でサボなどを記録しておきました。

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消え去る列車を追うのはいいけれど、まだまだ現役を続ける列車を元気なうちに記録しておくことも大事。要は、気づいたものは全部。

 

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早速、星置行きの列車が到着。つか、その時間帯を狙ってやって来ましたよ。電光表示器には3番ホームにも4番ホームにも星置行きの列車があります。

 

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はるばる旭川からの列車でした。鉄道部品に興味はありませんが、記録として写真なりに残すことは重要。裏面はなんじゃろ、と気にならなくも無いですが、ひっくり返す訳にもいきません。

 

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3番ホームには、今度は721系の星置行きが到着。4番ホームには「北斗」が入線していますが、今回は見向きもしません。

 

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星置に到着した列車は、そこからでは折り返しができないので、一旦銭函駅へ向かい、ホームの無い中線に到着。そこから引き返して星置まで戻ってきて、ようやく「星置発」の列車となっていました。星置発着の列車が消えるのは、星置銭函の間に「ほしみ駅」が新設され、ほしみ発着の列車に変更されるからです。単純に、銭函駅の配線をいじって、銭函発着にすればいいだけだと思うのですが、そうはできない何か事情があるのでしょうね。

 

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普通列車が出発すると、今度は特急列車が入線してきました。新特急色をまとう最後の特急「おおぞら」です。キロ182のトップに思わずシャッターを切ってしまいました。

 

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「北斗」と「おおぞら」。前の年にキハ281系スーパー北斗」が登場していますが、この2年後にはキハ283系スーパーおおぞら」が誕生します。JR北海道がぐいぐい攻めていた時期です。

 

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特急が出てゆくと、またしても星置行きの列車が到着です。キリがないのでおしまい。

 

平成7(1995)年3月15日

 

もう少ししたら、昭和42~43年頃の蒸気機関車の車両写真をアップする予定です。敬愛する年長の「SAMPUKU爺」様提供によるもので、私が見たことのない機関車のオンパレードです。北海道の機関区・駅で撮影したものが多いのですが、青森、盛岡、平などといった東日本の大きな機関区で撮影したハドソン(C60、C61、C62)も数多くあります。北海道についていえば、まだD50が活躍していた頃で、池田機関区ではD60や8620も存命でした。当然、C62は普通に札幌駅で大きな顔をしており、D52もデカイ顔で貨物を牽引しています。C55が室蘭や札幌に出入りしています。美唄鉄道、夕張鉄道、大夕張鉄道も運炭に精を出しています。現在、ようやく250枚(およそ230両)ほどの画像が用意できていますが、もう少し用意してから逐次アップしたいと思います。それが1年以上続くと思いますが、更に年代を遡る別の方が撮影された貴重な写真も預かっておりますので、この先、最低2年間は、私も知らない世界が展開することでしょう。