ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

18696

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昭和42(1967)年8月8日 池田機関区

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d51498.com8620と9600は大正時代の代表的な機関車で、9600が貨物用なのに対して8620は旅客用です。北海道は炭鉱鉄道が多く、国鉄払い下げの9600の他、自社発注の9600も活躍し大いに気を吐いていましたし、国鉄最後の蒸気機関車は追分で入換をしていた9600でした。とまあ北海道では、D51、C62と並ぶメジャーな存在でした。一方、8620はといえば、SLブームで盛り上がった頃にはすでに北海道からは姿を消しており、あまりイメージのない機関車です。

18696はデフの切り詰め前に廃車されたので、北海道っぽい姿ではありません。またキャブの密閉化もされていません。因みに樺太庁鉄道や羽幌炭礦鉄道の8620は密閉キャブでした。クロスヘッドが穴あきのものに交換されています。

池田の8620は専ら入換用として使用されたようです。