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昭和42(1967)年8月1日 新津機関区
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9632 機関車データベース (形式9600) - デゴイチよく走る!
この時、9632は一休だったようです。実際、写真では火が入っているようには見えません。フロントデッキの手摺から入換機であるのは歴然としており、除煙板もゼブラ模様もなく、クルクルパーも取り外されているようです。解放てこは片側だけでしか操作ができません。シールドビームではない前照灯(LP42?)。やっぱりこうでなくちゃ。
左右で元空気ダメのタンクの位置がずれています。タンクやコンプレッサーは、真空ブレーキから空気ブレーキに換えた時に増設したもので、機関車によって取り付け位置が異なっており、またパイピング形状もそれぞれなので、模型屋さんにとって特定機を作る上で、腕の見せ所になるところかもしれません。
国鉄ではもともと連結器にはネジ式を使用していましたが、連結作業中の死傷事故が多い事、強度が不足していて長大編成を組むのが困難などの理由により、大正14(1925)年、一斉に自動連結器に交換しました。その計画から、段取り、練習には5年もの時間をかけたといいます。欧州ではいまだにネジ式と同じ構造のリンク式を使っているところがありますが、複数の国を跨いで線路が敷かれており、各国の鉄道会社がいっせいに「せ~の」というわけにはいかないことと、標準軌であることから連結器を大きくして強度が保たれており、現状のままでも問題はないからでしょうね。