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昭和42(1967)年8月20日 平機関区
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19697 機関車データベース (形式9600) - デゴイチよく走る!
何と言ってもフロントデッキに据えられた給水温め器の存在感が大きいです。ちょっと見、D50に見えなくもありません。大型機関車では標準装備の給水温め器ですが、ハチロクやキューロクでは一部の機関車だけが装備していました。パワーや高速運転が要求される大型蒸機では、炭水車から送られる冷水を直接ボイラーに注水すると、ボイラー内のお湯の温度が一気に下がってしまい、パワーダウンする影響が大きいので、給水温め器で高温にしてからボイラーに送り込みます。その注水には給水ポンプを使用しますが、他にインゼクターという炭水車の水をボイラーに送る装置もあり、これは全ての蒸機に装備されており、こちらはポンプではなく、圧力差を利用して注水する仕組みになっています。
給水温め器がデ~ンとデッキを占領したため、手摺を曲げてランボードへの通路を確保しています。また煙室扉回りのハンドレールも、下部が給水温め器に干渉するため、その箇所が撤去されています。
通常よりも高い位置に取り付けられたナンバープレートが、なんかふてぶてしい印象を与えますが、それがなかなかいいです。
この機関車は炭水車の形状も特徴的なのですが、この画像ではそれが分かりません。少々古めですが、ネット上に画像が上がっていました。
http://kraken.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/19650328_1-08-19697-l.jpg