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昭和43(1968)年6月10日 稲沢第一機関区
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19653 機関車データベース (形式9600) - デゴイチよく走る!
側板のベコベコ感が長年に渡る奉公を物語っていて感銘深いものがあります。オリジナルの2枚窓が古さを物語っています。区名札「稲」の隣にある札が何なのか分かりませんが、入換仕業に関係したものなのでしょう。
キャブ下の点検窓は後年設けられたもののようで、落成時の写真ではのっぺりしているだけです。前方の縦パイプは雨水の排水用だと思いますが、多くの機関車ではキャブ出入口側にあり、こんなところにも個性が出ています。
稲沢にはかつて広大な敷地を有する操車場があり、そこでこのキューロクも昼夜を問わず、入換仕業に励んでいたのでしょうね。
追加画像です。
昭和43(1968)年3月21日 稲沢第一機関区
昭和44(1969)年2月21日 稲沢第一機関区
オリジナルの手摺(何故か白く塗装しています)を活かして、フロントデッキには柵状の手摺を増設しています。
煙室扉回りの手摺は、前照灯の直下で分断しています。
「架線注意」札の取り付け位置が珍しいですね。ヘアピンみたい。