ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

39615

SAMPUKU爺様の画像につき、転載はご遠慮ください。

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昭和42(1967)年8月5日 小樽築港機関区

 

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昭和42(1967)年8月13日

車歴は↓こちら。

39615 機関車データベース (形式9600) - デゴイチよく走る!

前回の39612と一見似ていますが、煙室扉のヒンジ部や扉回りの手摺、元空気ダメ回りのパイピングなどに違いが見られます。39612では、機関士側のキャブ前扉は、元空気ダメが邪魔して開閉できない状態でしたが、この39615ではちゃんと開閉できます。

コンプレッサーが結構、邪魔っぽく見えるのですが、そうした狭い視界の中でも機関士はちゃんと機関車を操作していたのですから、その技量は大したものだと思うのです。雨や雪の日にはどれだけ大変な思いをしたことでしょう。

よく見ると動力式逆転機になっています。入換では頻繁に前進・後進を繰り返すため、手動式よりも動力式の方が楽なのでしょうね。逆に本線仕業では、加減弁の微妙な調整が要求されるということで手動式が好まれていたようです。

それにしてもランボード上のごちゃごちゃしたアクセサリー群は点検が大変なような気がします。つか、もはや歩けないし。