ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

49658と49666

SAMPUKU爺様の画像の転載はご遠慮ください。

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昭和42(1967)年8月13日 滝川機関区

車歴は↓こちら。

49658 機関車データベース (形式9600) - デゴイチよく走る!

トラ塗りではありませんが右運転台、フロント部の柵状手摺、スノープラウの昇降装置など、入換機関車の風格満点で、化粧煙突とLP403がその風格を一層際立てています。

煙室扉回りの手摺は下部の部分が撤去されています。

 

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昭和48(1973)年8月1日 網走←大曲(湧網線)

 

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昭和48(1973)年8月1日 網走駅

車歴は↓こちら。

49666 機関車データベース (形式9600) - デゴイチよく走る!

トラ塗りにフロントの柵状手摺、後部標識灯1灯と、いかにも入換機としての風貌ながらも、こちらは本線仕業で貨物列車の牽引もしていました。

「4」「96」「66」と微妙に文字間に隙間があるのは、ナンバープレート製作者の配慮でしょうか。

切り詰め除煙板に点検用の穴があるのは少数派だったと思います。そしてその穴を開けっ放しなのは更に少数派で、多数派は蓋で塞いでいました。

電化区間を走りそうもないのに「架線注意」の札を掲出しているのは、苗穂工場で検査を受ける時に備えてのものでしょう。

この日は釧網本線でC58牽引の客車列車や貨物列車を撮影しました。蒸機時代、最初で最後の釧網本線訪問でした。雨にたたられ、悲壮感だけが印象深く残っています。

札幌と網走までの往復は臨時夜行急行の「大雪52号」で、旭川~網走間はD51とC58が牽引していました。夜なので撮影はできないし窓から楽しむこともできませんでした。

湧網線の蒸機を撮影したのは、上の1枚こっきりです。