ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

49671と49673

SAMPUKU爺様の画像の転載はご遠慮ください。

f:id:railway-photo:20201205070955j:plain

昭和41(1966)年8月11日 五稜郭機関区

 

f:id:railway-photo:20201209134530j:plain

f:id:railway-photo:20201209143337j:plain

昭和50(1975)年7月13日 滝川機関区

 

f:id:railway-photo:20201205071047j:plain

f:id:railway-photo:20201205071109j:plain

昭和51(1976)年3月4日 小樽築港駅

車歴は↓こちら。

49671 機関車データベース (形式9600) - デゴイチよく走る!

現役時代と廃車時の姿を見比べてみると、逆転機の位置や、フロント柵状手摺の形状に違いが見てとれます。でも煙突のお皿はそのまんま。

現在、真岡鐡道でなんちゃって動態保存されていますが、なぜか除煙板が取り付けられています。そしてフロントの柵状手摺もキャブ側窓のバタフライスクリーンもありません。もしかして取り違いかなとも勘繰ってしまいますが、パイピングの取り回しなどを見ると同じように見えます。

 

f:id:railway-photo:20201205071357j:plain

昭和43(1968)年12月29日 遠軽駅

車歴は↓こちら。

49673 機関車データベース (形式9600) - デゴイチよく走る!

昭和の初めにはお召列車を牽引した過去を持つ、由緒ある機関車のようです。それがまあ何の因果でこんな北海道のへき地へ飛ばされたもんだか。しかしそんな不遇な措置に愚痴をこぼすことなく、名寄本線石北本線、湧網線で貨物列車の牽引と各駅での入換作業に黙々と艱苦奮闘したことでしょう。

切り詰め除煙板には点検口があります。トラ塗りは未施工の時代。