ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

49690と49698

SAMPUKU爺様の画像につき、転載はご遠慮ください。

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昭和42(1967)年8月1日 新津機関区

車歴は↓こちら。

49690 機関車データベース (形式9600) - デゴイチよく走る!

車歴表によればDD15の予備機であり、冬期間のみの運用となっています。つまり夏場はDD15が入換をするけれども、冬場は除雪作業で忙しいから、そん時だけ入換よろしく、と託された機関車ですね。休車よろしく、フロントステップ部の手摺には乗降禁止を示す針金が結わえてあります。

キャブ屋根の延長が施されています。

ランボード縁の白塗りは何かのイベント絡みで差されたものでしょうか。でも入換機だしなあ。

 

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昭和41(1966)年8月11日 五稜郭機関区

車歴は↓こちら。

49698 機関車データベース (形式9600) - デゴイチよく走る!

究極の右運転台キューロク。とうとう前照灯まで右寄りに取り付けられた独特のスタイルです。胴回りの梯子は、動力式逆転機をかわすために根本はランボードの縁ギリギリとなり、立ち上がりの垂直部が長目です。

この後、長万部区、岩見沢第一区へと転属し、前照灯は通常のヘッド中央へ移設され、補助灯も取り付けられます。

 

昨日、何気なくヤフオクで昔の一眼レフのコーナーを覗いてみました。愛用していたミノルタ製品を見てみると、懐かしい機種や憧れの機種が激安で出品されていて、無性に欲しくなりましたが、冷静に考えて全く使い道のない、飾り物にしかならない製品を入手して一体何になるのだと思い留まりました。愛用していたXEやXDなども含め、ほとんどが動作保証のないジャンク品。でも中には動作品のX-1があって、いささか心が揺さぶられました。ついでにキャノンやニコン製品も見てみました。総じて、ミノルタ製品よりも高値の設定でしたが、少しだけ使ったことのあるキャノンのF-1が数百円とかで出品されているのを見ると泣けてきましたよ。今や映画の世界でもフィルムではなくファイルベースのデジタルビデオとコンピューターで制作される時代となり、もうフィルムの居場所はなくなってしまったのでしょうか。