ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

48674と48696

田中 泰三様の画像につき、転載はご遠慮ください。

昭和46(1971)年2月18日 鹿児島機関区

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車歴は↓こちら。

48674 機関車データベース (形式8620) - デゴイチよく走る!

この画像しかないのですが、特徴らしいことと云えば、ローマン体・形式入りナンバープレートくらいしょうか。なおかつ、ボルト孔が中央寄りに4つ見えます。何のための孔なのでしょう。リンゲルマン濃度計の受け具が公式側にあるので、右運転台に改造された入換機だったのでしょう。車歴表によれば、炭水車は48696同様、C56用炭水車タイプだったようです。

 

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車歴は↓こちら。

48696 機関車データベース (形式8620) - デゴイチよく走る!

煙室扉がえらいゴツゴツしています。長年の風雨に晒された証でしょうか。パイプ煙突ながらも形式入りナンバープレートが貫禄を感じさせます。切り欠きのある炭水車は入換機の特徴でしょうね。その後面は梯子ではなく、ステップで昇降するようになっています。画像では分かり辛いですが、これも右運転台だったようです。

B20 10らと四重連を組んで、鹿児島~重富を走ったのも遠い記憶です。

福岡県大牟田市動物園内に保存されているそうですが、部品の多くをあそBOYの58654に移植したため欠品状態なのが残念です。レプリカでいいので、せめて正面のナンバープレートくらいは取り付けて欲しいですね。その保存写真をネットで見てみると、あれ?炭水車の構造が違います。振り替えたのでしょうかね。錆による劣化もかなり進んでおり、ここままでは解体という結末が待ち受けているように感じます。