ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

C11 155とC11 160

田中 泰三様の画像につき、転載はご遠慮ください。

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昭和43(1968)年2月1日 大垣電車区

車歴は↓こちら。

C11155 機関車データベース (形式C11) - デゴイチよく走る!

電車区蒸気機関車配置というのも妙な感じです。居候でしょうかね。

縁取りに白を差しているのはなんでかな?スノープラウがトラ模様というのも珍しく、やり過ぎ感が否めません。炭庫の手摺、ステップ、梯子の形状も独特です。

現在は大垣市に、極めて良好な状態で保存展示されているようです。

 

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昭和45(1970)年9月2日 早岐機関区

 

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昭和45(1970)年9月2日 早岐駅

 

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昭和46(1971)年2月19日 早岐機関区

車歴は↓こちら。

C11160 機関車データベース (形式C11) - デゴイチよく走る!

いくら九州の冬とはいえ、何ともこの蒸気は豪快です。それだけ寒かったのでしょうかね。増炭用の囲いが設置されています。

早岐機関区のC11といえば、寝台特急「さくら」の牽引が挙げられます。早岐佐世保間のみの運用で、書籍では「さくら」のヘッドマークを装着している写真をよく見かけますが、昭和40(1965)年から43(1968)年までの3年間の運行で実際に装着したのは数日間だけだったとか。そのわずか数日間の写真ですっかり「さくらC11」のイメージが定着してしまい、意気揚々と現地を訪れたものの、未装着の姿にガッカリしたファンは大勢いたのでしょうね。

フロント手摺の登頂部が、球形ではなく円盤状になっています。前回の147号機もそうでした。