ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

C11 197とC11 211

田中 泰三様の画像につき、転載はご遠慮ください。

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昭和43(1968)年3月 門司駅

行橋から牽引してきた客車の入換でしょうか。ランボードの白線が爽やかです。

 

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昭和46(1971)年2月17日 行橋機関区

九州のカマといえば、C60やC61といったハドソン、C55、C57といったパシフィック、そしてD50、8620、9600といったオールドタイマーが話題に上がりますが、あまり目立たないC11は100輌以上(全機381輌が出そろった昭和22(1947)年3月現在で101輌配置)も配置され、どこでも見かけるポピュラーな存在でした。D51と同じように、あまり輌数が多いとかえって注目されないということでしょうか。

 

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昭和46(1968)年2月20日 直方駅

車歴は↓こちら。

C11197 機関車データベース (形式C11) - デゴイチよく走る!

伊田線(現 平成筑豊鉄道 伊田線)の客車列車を牽引していた時でしょうか。行橋機関区所属のC11は客車列車と入換の運用にあたっていたようです。昭和47(1972)年3月に完全DC化されて姿を消すことになります。

 

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昭和44(1969)年9月28日 富山第一機関区高岡支区

車歴は↓こちら。

C11211 機関車データベース (形式C11) - デゴイチよく走る!

久々に本州へ戻って来た感じです(笑)。

高岡支区のC11の運用は氷見線城端線の客貨輸送でした。呼吸をするように蒸気を上げて庫の中で休む姿は、本当に生きている姿そのものです。