ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

C11 268とC11 270とC11 274

田中 泰三様とSAMPUKU爺様の画像につき、転載はご遠慮ください。

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昭和42(1967)年8月20日か 高山本線 速星駅っぽい

車歴は↓こちら。

C11268 機関車データベース (形式C11) - デゴイチよく走る!

富山第一機関区の所属だったので、その近辺でしょうか。タンク車が留置されていることから、駅付近には工場がありそうです。

 

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昭和43(1968)年3月 直方機関区

車歴は↓こちら。

C11270 機関車データベース (形式C11) - デゴイチよく走る!

カマボコドームの形状がよく分かります。お世辞にもカッコいいとは言えません。

 

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昭和43(1968)年3月21日 富山第一機関区高岡支区

 

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昭和44(1969)年5月26日 富山第一機関区高岡支区

 

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昭和44(1969)年9月29日ではないみたい 高山本線 楡原駅

車歴は↓こちら。

C11274 機関車データベース (形式C11) - デゴイチよく走る!

車歴表によれば、この撮影日以前に釧路機関区へ転配されているので、撮影日は怪しいようです。

 

これら3両とも戦時設計の外観的特徴である、蒸気ドーム、砂箱ドームともカマボコ形状となっています。工数を減らすためですが、他に除煙板を木製にしたり、貨物輸送に重点を置き、軸重を増やすために死重を積んだりしていましたが、それらは戦後になってから鉄製に置き換えられたり撤去されました。一部の機関車などはまともなナンバープレートが付けてもらえずに、側水タンクと後面には白ペンキで書かれただけのものもあったようです。戦時設計はC11に限ったことではなく、D51やD52でも安普請のような機関車が作られ、C53ですら特急運用をなくしたこともあってか、ペンキ文字のナンバープレートを付けて走っていました。