ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

C50 95とC50 96

田中 泰三様の画像につき、転載はご遠慮ください。

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昭和43(1968)年7月4日 豊橋機関区

車歴は↓こちら。

C5095 機関車データベース (形式C50) - デゴイチよく走る!

入換機ながらも、まだトラ模様が施される前の姿です。非公式側に設置された給水ポンプですが、機関車によっては設置されていません。一体どうなっているのでしょう。

 

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昭和43(1968)年7月4日 豊橋機関区

車歴は↓こちら。

C5096 機関車データベース (形式C50) - デゴイチよく走る!

前照灯がLP403に替えられた他は95号機とほぼ同じ外観のようです。リベットだらけの炭水車が古さを感じさせます。

96号機は焼津市に保存されたものの、部品の欠損が著しいようです。

C50に関しては資料や記事が少なく、知ったかぶりを披露することもできません。

 

C50もまた戦時中に軍供出されており、1号機から5号機までの5輌が海南島へ送られました。しかしどういう理由かは不明ですが途中の台湾に降ろされて、そのまま台湾で使用されました。終戦まではC50形式そのままでしたが、戦後にC55やC57同様に改形式されてCT230形式のCT231~CT235として1960年代まで活躍したようです(C55はCT250、C57はCT270に改形式)。1960年代というと蒋介石による独裁政治の時代であり訪れる鉄道ファンはいなかったのか、その当時の写真はまだ見たことがありません。