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昭和42(1967)年8月7日 旭川機関区
昭和43(1968)年 札幌駅
札幌駅にはC55のほかC62なんかも顔を出していました。札幌駅に隣接して客車区があった頃ですが、まだ架線は張られていません。
昭和47(1972)年1月1日 名寄駅
補助灯が装着されました。名寄駅では稚内行きの321列車と稚内からの324列車とが交換していました。この日は321列車がC55 30の牽引で、50号機が324列車を牽いていました。
昭和49(1974)年8月 旭川機関区
スポーク動輪には芸術品のような気品が漂います。水かき状の補強が従来のスポーク動輪の弱点を克服しました。ボックス動輪に履き替えたC51なんかも、このスポーク動輪を履いていたら、更に人気が上がったことでしょう。
それにつけてもドーム前方に垂れさがった部品は何?
旭川駅を発車して颯爽と北へ向かいます。
昭和49(1974)年9月2日 旭川機関区
昭和52(1977)年3月7日 苗穂工場
流改機である30号機の保存が決定していたのにも関わらずうっかり解体してしまい、その代替に選ばれた50号機。一旦は30号機に仕立て上げられましたが、嘘はアカンやろという批判を浴びて正式に50号機として保存が決定しました。その整備に向けて苗穂工場の片隅で一時の眠りに就いています。
昭和52(1977)年4月 手宮
整備を終えて新車のような艶やかな姿となって手宮に設置されましたが、開業ギリギリまでナンバープレートは未装着。動輪と返りクランクの刻印は「50」が削られています。「30」の刻印を打ったとか打ってないとか。
ナンバープレート付近にあった灯火掛けや補助灯、そしてドーム前方の垂れ下がり部品などが撤去されました。
車歴は↓こちら。
C5550 機関車データベース (形式C55) - デゴイチよく走る!
小樽総合博物館に屋外展示されていますが、比較的海に近いため腐食が進行中でしたが、昨年補修工事を受けたようです。保存当初の頃のような輝きを取り戻しているでしょうか。