ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

C56 106とC56 108

田中 泰三様の画像につき、転載はご遠慮ください。

f:id:railway-photo:20210401071421j:plain

昭和43(1968)年10月 浜田機関区

車歴は↓こちら。

C56106 機関車データベース (形式C56) - デゴイチよく走る!

特にこれといった個性的特徴は見当たりません。SG管が前端梁まで伸びているくらいでしょうか。レンガ造りの車庫がなかなか素敵です。

 

f:id:railway-photo:20210401071603j:plain

昭和43(1968)年3月31日 松江駅と思われます

 

f:id:railway-photo:20211101201905j:plain

昭和47(1972)年8月27日 浜田機関区

 

f:id:railway-photo:20211101201946j:plain

f:id:railway-photo:20211101202008j:plain

昭和48(1973)年10月14日 浜田機関区

車歴は↓こちら。

C56108 機関車データベース (形式C56) - デゴイチよく走る!

そんなに大きな駅にも見えませんし、どこの駅なのか確定できません。

H.O様のコメントから、地上駅時代の松江駅と判断させていただきました。民家が隣接し、林みたいな樹木もあって、そんなに大きな駅には思えませんでした。

回転火の粉止めを載せておらず、すっきりした外観に見えます。

 

C56はC12のテンダ版なので両者では随所に酷似した箇所があるのですが、キャブ前面が異なっており、C56ではC55で採用された前窓付近に後退角を持たせた構造となっています。C51や8620といった古い機関車の中にも、そんなC55タイプのキャブに交換した機関車がありました。手間暇かけてでも、C55タイプに改造した方が良かったのでしょうか。しかし、C61、C62といった大型ハドソンでは採用していないのはどうした訳でしょう。どちらも貨物機出身だらかなのでしょうか。

 

C55で散々話題にしてきた門デフですが、C56では装着機は1輌もありません。C12でも保存展示時に取り替えられたのが1輌(241号機)あるだけです。