ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

C56 115

田中 泰三様の画像につき、転載はご遠慮ください。

f:id:railway-photo:20210402071738j:plain

f:id:railway-photo:20210402071722j:plain

f:id:railway-photo:20210402071754j:plain

昭和43(1968)年6月2日 糸魚川機関区

車歴は↓こちら。

C56115 機関車データベース (形式C56) - デゴイチよく走る!

回転火の粉止め、シールドビーム、除煙板の小さめの点検口・・・はともかく、除煙板の上部ステーがえろうごっつうおま。何か、他の機関車でも見たことがありますが機番とかは忘れました。つらら切り?いやいや入換機だし。

ちょっと分かり辛いですが、炭水車にはキャブ面・背面とも手摺が増設されています。他のサイトの画像を見ると、C56の炭水車ならでは切り欠きスロープに上がるのを阻止するかのように、この手摺は設けられています。ならば、後方側面にステップが一か所あるのは何ででしょう。このステップはホチキス針のようなコの字型ですが、機関車によっては踏板だったり、あるいは1カ所ではなく2カ所のモノ、そしてなんも無いものもいます。それぞれの現場で使い勝手を良くするために改造を施した結果、同じ形式であっても様々に異なったディテールを見せる蒸気機関車はホント面白いですが、ストイックなファンにしてみれば外観的改悪にしか見えないのでしょうね。

 

とある鉄道仲間が亡くなってから丸一年。エンディングノートに記されていたとして、ご遺族から撮影済のビデオテープを大量に譲り受けました。8mmビデオ、DV、HDVと3種類あって、その量は全部で200本程。DVとHDVは、ちょうどデッキを買い揃えていたので問題ありませんが、8mmの方は数年前にキャプチャを終えた時点で、ビデオカメラ(再生機として利用していました)とデッキ、全5台以上を全て処分してしまい、再生環境を失っておりました。でもさあ、1990年代前半の撮影だもの、キハ80系終焉の頃も写っているようなんだもの、C62も写っているんだもの。映像を救ってあげないとバチが当たるというものです。で、ゆうべヤフオクとかアマゾンとかを漁っていたら、見覚えのある型番のビデオカメラがあったので、「これぞ!」と思って、安かったアマゾンの方をポチってしまいました。付属品も一式揃っているし。DCR-TRV300Kというデジタル8規格のカメラなのですが、8mmビデオの再生にも対応していて、iLINKで出力してくれるのがありがたい。そしてこのカメラは、SONY製MEテープを良好に再生してくれるのが最大のポイント。

SONY製MEテープ(それも高価格帯のもの)の再生不良があれだけあったのにもかかわらず、ネット上ではあまり話題になっていないのはどうした訳でしょう。ワースト10のテープをSONYに送ったら、ちゃんとHi8のテープにコピーして送り返してくれたけれど、「当方では異常が確認できませんでした」と添えられていた一文にちょっとカチンときました。だって、そのコピーテープの中にも箇所は少ないものの再生不良があったんだもの。

作業が終わったと思って処分した機材の数々。しかし、その後、また改めて買い揃える羽目になろうとは、つくづく未来を見通す目の無さにガッカリしています。

他にTVを録画したVHSのテープもあって、こちらはまだデッキを残しているので大丈夫でしょう。因みにベータマックスは持っていません。