ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

C56 156とC56 157

田中 泰三様の画像につき、転載はご遠慮ください。

2輌とも撮影は昭和46(1971)年2月18日 鹿児島機関区

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車歴は↓こちら。

C56156 機関車データベース (形式C56) - デゴイチよく走る!

第一種休車状態です。本州ではことごとくLP405に交換された前照灯が、九州ではしっかりとLP403がデ~ンと乗っかっています。でもC56にはLP42がお似合いだと思うんですけど。スノープラウは不要なので、前端梁にその取り付けボルト孔はありません。バック運転に備えて、SG管の吐出口がブレーキ管の下の方にあります。

「架線注意」札が大きく見えるのは、ボイラーが細いせいでしょうか。

 

f:id:railway-photo:20210407080942j:plain車歴は↓こちら。

C56157 機関車データベース (形式C56) - デゴイチよく走る!

お隣の方から煙が流れていますが、こちらも第一種休車中です。

長編成の特急・急行列車を牽引して颯爽と走る大型旅客用機関車や、何十輌もの貨車の先頭に立ち爆煙を天へ突き上げながら喘ぐ貨物用機関車の姿に心打たれるファンは数多くいるでしょう。一方、短い編成の客車や貨車を牽いて、ローカル線をのどかに走るC56の姿は、心を癒される存在だったように思います。郷愁というイメージは、むしろ小型機関車にこそ相応しいのかもしれません。