田中 泰三様とSAMPUKU爺様の画像につき、転載はご遠慮ください。
昭和43(1968)年10月 浜田機関区
車歴は↓こちら。
C5747 機関車データベース (形式C57) - デゴイチよく走る!
細身のボイラー、大動輪、小振りなキャブ、さり気なく車体を支える従輪。脚の長いモデルさんの様なプロポーションと云えるでしょうか。炭水車の水槽から給水ポンプへポンプ給水管が接続され、そこから前方へランボードの下を伝って、フロントデッキ上の給水温め器へと結ばれています。とかく蒸機はパイプ類が何本も車体を這いずり回っている印象です。
キャブ側面では、タブレットキャッチャーの下にナンバープレートが取り付けられていますが、この位置は少数派だと思います。
昭和42(1967)年8月17日 鷲別駅
車歴は↓こちら。
C5751 機関車データベース (形式C57) - デゴイチよく走る!
広大な東室蘭操車場を背景に、鷲別駅に到着する岩見沢行きの下り普通列車でしょうか。鷲別~東室蘭間は、操車場を挟む様に上下線が敷設された関係で、鷲別駅の上下線のホームは100mほど離れて設置され、両者は地下道で結ばれていました。上り線側にも駅舎がありました。
51号機は半年ほどの短期間、小樽築港機関区に籍を置いたことがあるようですが、狩勝運用には入らなかったのか、重油タンクを背負ったようには見えません。
除煙板は切り詰めされていません。キャブ前窓には旋回窓が見えます。
昭和42(1967)年8月20日 平機関区
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C5754 機関車データベース (形式C57) - デゴイチよく走る!
形式入りナンバープレートが風格を醸し出しています。正面だけのようです。
除煙板にはフック用の孔が2カ所ありますが、46号機とは高さが異なります。この辺りは各工場の裁量だったのでしょうかね。
形式写真を撮る上での約束事は幾つかあるようですが、蒸機の場合にはロッドの位置も重要らしく、連結棒が一番下になるのが基本なのだとか。左右の動輪で同じ位置にはなりませんから、やはり公式側(機関士側)基準なのでしょう。位置合わせのために、わざわざ機関車を動かすことも珍しくなかったようです。現場の方も、その程度のことには協力を惜しまない余裕があったのでしょう。