ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

C57 151とC57 154とC57 155

田中 泰三様とSAMPUKU爺様の画像につき、転載はご遠慮ください。

f:id:railway-photo:20210506070247j:plain

昭和46(1971)年2月18日 吉松機関区

 

f:id:railway-photo:20211103233223j:plain

昭和47(1972)年3月 宮崎機関区

車歴は↓こちら。

C57151 機関車データベース (形式C57) - デゴイチよく走る!

K-3タイプの門デフを装備。かつて屏風には「富士山と天女と羽衣」がデザインされていたそうです。「門鉄デフ物語」(ネコパブリッシング)にその写真が掲載されています。また当機は「SLシリーズ」の記念切手(20円)のモデルにもなりました。

煙室扉ハンドルはその時のものから交換されています。鹿児島市に保存。

 

f:id:railway-photo:20210506070419j:plain

昭和43(1968)年3月 直方機関区

車歴は↓こちら。

C57154 機関車データベース (形式C57) - デゴイチよく走る!

K-7タイプの門デフを装備。屏風は上下寸法が大きめで、幾分軽快さが損なわれています。

肥薩線大隅横川駅前に主動輪のみ保存。しかし動輪よりも開業以来という木造駅舎が目を引くでしょう。

 

f:id:railway-photo:20210506070534j:plain

昭和46(1971)年2月19日 早岐機関区

車歴は↓こちら。

C57155 機関車データベース (形式C57) - デゴイチよく走る!

K-1タイプ。小倉工場第一号の門デフ装備車です。設計当初は、屏風をボイラーの形状に合わせて曲面にする構想でしたが、従来の除煙板を切り取って使うという方針に変更され、この形が生まれました。中央に見える細身のステーは晩年、補強されたもの。

それにしても正面ナンバープレートの位置がかなり高目です。