ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

C57 157とC57 158

田中 泰三様とSAMPUKU爺様の画像につき、転載はご遠慮ください。

f:id:railway-photo:20211103233455j:plain

昭和42(1967)年8月 場所不明

 

f:id:railway-photo:20210508072211j:plain

昭和42(1967)年8月10日 札幌駅

車歴は↓こちら。

C57157 機関車データベース (形式C57) - デゴイチよく走る!

函館本線電化前ですが、すでに「架線注意」札が取り付けられています。交流2万ボルトは、架線に近づくだけで感電するおそれがありますからね。電球交換時には要注意といったところでしょう。

正面ナンバープレートの下に灯具掛けがありますが、この設置位置は機関車によって異なります。真上だったり斜め上だったり。ちょうどこの頃から、104号機や118号機、142号機のように斜め上の掛け具にも補助灯を設置し、3灯としていた機関車もおりました。

切り詰めされていない除煙板には開閉式の点検口が。北海道では少数派でしょうか。

最終配置区は苗穂ですが、1か月もしないで廃車となっています。何のための異動だったのでしょう。

 

f:id:railway-photo:20210508072347j:plain

f:id:railway-photo:20210508072405j:plain

昭和43(1968)年3月31日 熊本機関区か?

車歴は↓こちら。

C57158 機関車データベース (形式C57) - デゴイチよく走る!

K-7タイプ門デフ装備機です。

所属は早岐機関区なので、画像の撮影場所を熊本機関区とするのはちょっと?です。

給水温め器の向かって右側面がヤケにのっぺりしています。改造でもしたのでしょうか。左側面は陰になっていてよく分かりませんが、のっぺり気味に見えます。

北九州市で保存されていましたが、維持費が賄えなくなって荒れるに荒れるがままに放置され、平成17(2005)年5月下旬に敢え無く解体されました。(車歴表で解体が2006年とあるのは誤りのようです。)合掌

さよなら、C57158・・とうとう解体へ・・・