田中 泰三様の画像につき、転載はご遠慮ください。
昭和43(1968)年6月30日 高崎第一機関区
車歴は↓こちら。
C585 機関車データベース (形式C58) - デゴイチよく走る!
八高線や両毛線で活躍したようです。C58の一桁番機は首都圏に集中配置され、房総地区などで運用されました。5号機は現在、栃木県内で静態保存されています。
昭和43(1968)年6月25日 多度津機関区
車歴は↓こちら。
C589 機関車データベース (形式C58) - デゴイチよく走る!
C5846 機関車データベース (形式C58) - デゴイチよく走る!
集煙装置を装備して勇ましい姿の9号機と46号機。9号機は重油タンクを背負っています。前照灯はシールドビームのLP405で、これはちょっと迫力に欠けます。
四国は最初に無煙化を達成した地域ですが、これも険しい地形に伴いトンネルが多く、乗務員も乗客も散々煙にいぶされ、悩まされ続けてきました。その結果、いち早くディーゼル機関車の導入、旅客列車の気動車化が推し進められる結果となりました。
昭和43(1968)年6月25日 高松機関区
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C5812 機関車データベース (形式C58) - デゴイチよく走る!
集煙装置に加え、大きめの重油タンクを装備しています。
機関士側のキャブ前窓が、前方斜め上向きに突き出しています。C58には何輌かこのような改造が行われています。
登場時は空気圧縮機は単式でしたが、その後複式に交換されました。
高松市に静態保存中。
C58は8620と9600の性能を両立させることを目的に設計されましたが、実際のところ8620より動輪径は小さくスピードが出ず、9600ほどは牽引力がなく、万能機関車と呼ばれた割には中途半端で、ちょっと期待外れのようなところもあったようです。また速度を上げてカーブを通過すると大きな振動が発生するという現象が現れましたが、結局、原因も明らかにならぬまま対策も施されず、その後、高速運転のない運用ばかりとなってうやむやになりました。(動輪の軸距が短いことが指摘されたようではあります。)
ボイラーは蒸気圧18kg/cmまで耐えられる構造になっていましたが、周辺機器がそれに耐えきれず、16kg/cmで使用されてきました。9600ほどの牽引力がないということで入換機になったものは少なく、最後まで国鉄に残る形式と言われたものの、結局は先輩のC57(旅客列車最終)、D51(貨物列車最終)、9600(入換最終)に栄光の座を渡しました。