ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

C58 59とC58 61

田中 泰三様の画像につき、転載はご遠慮ください。

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昭和43(1968)年6月25日 讃岐津田駅

 

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昭和44(1969)年4月5日 松山駅

車歴は↓こちら。

C5859 機関車データベース (形式C58) - デゴイチよく走る!

K-7タイプの門デフを装備。集煙装置は多度津工場で取り付けたもの。砂撒き管が追加され、第一動輪の前方へ誘導。

前照灯は大分区時代にはLP403でした。

 

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昭和45(1970)年9月25日 広島駅

車籍は↓こちら。

C5861 機関車データベース (形式C58) - デゴイチよく走る!

芸備線や、今は亡き宇品(うじな)線で活躍していた最後の頃のようです。宇品線は通勤通学の定期券利用客のみを扱う、時刻表には存在しない「ゆうれい列車」として有名でした。終点の上大河(かみおおこう)駅では機関車の機回しができないため、広島区のC11と組んでプッシュプル運転を行っていました。

C58キャブの後方妻面は石炭取り出し部だけ開口している、いわゆる「完全密閉」構造となっており、そのため上部には前方妻面同様に丸い灯取り窓が設けられています。

石炭が見えませんね。こんなんで足りるの?