ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

C58 115

田中 泰三様の画像につき、転載はご遠慮ください。

K-7タイプの門デフを装備した115号機。

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昭和43(1968)年3月 大分運転所

 

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昭和46(1972)年2月17日 大分運転所

車歴は↓こちら。

C58115 機関車データベース (形式C58) - デゴイチよく走る!

昭和41(1966)年10月の大分国体開催に際し、お召列車が運転されました。まず21日に、佐伯~別府間はDF50 560+DF50 553で運転。車歴表ではこのことを差してC58 115は予備機であると指摘していると思われますが、25日に大分から由布院まで久大本線を運転された際にはC58 277+C58 115が牽引しています。「蒸気機関車 No,38」では後者と前者とを錯誤したように思います。

この当時、大分運転所のC58には、105(記事は既出)、112、115、277、350号機の5輌が在籍し、全機がお召整備を受けました。112号機だけは予備機としてお召牽引には当たりませんでしたが、実は昭和33(1958)年4月の植樹祭や昭和35(1960)年10月の熊本国体でお召列車を牽引しています。つまり全機がお召牽引機というエリート揃いだったわけです。しかも全機が門デフ装備でした。すごくね?