ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

C11 242

田中 泰三様の画像につき、転載はご遠慮ください。

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昭和47(1972)年5月23日 秋田機関区

車歴は↓こちら。

C11242 機関車データベース (形式C11) - デゴイチよく走る!

秋田区のC11は、男鹿線羽越本線~矢島線(現 由利高原鉄道)で運用されていたようです。

横並びの前照灯は、もうちと離せば「二つ目」に見えそうです。背面の後部標識灯は左右対称ではなく、偏心して取り付けられています。後部の左ステップには棒鋼のようなものが取り付いており、踏み板には乗りにくそうです。

SG管のホースがあるので、旅客列車の牽引がまだ残っていたのでしょうか。少々時代が遡ってしまいますが、昭和45(1970)年2月号の時刻表を見ると、男鹿線には2往復の客車列車が運行されています。また矢島線は気動車化されているので貨物だけだったのでしょう。他にも秋田~新屋間の区間貨物列車の運用もあったそうです。

この年の10月に羽越本線が電化され、秋田機関区から蒸気機関車は消えました。