ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

C11 257

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昭和45(1970)年9月2日 伊万里駅

車歴は↓こちら。

C11257 機関車データベース (形式C11) - デゴイチよく走る!

もともとJR松浦線の駅だった伊万里駅ですが、JR松浦線松浦鉄道に3セク化したのに伴い、JR九州筑肥線の駅となりました。でも勿論、松浦鉄道の駅でもあります。松浦鉄道伊万里駅スイッチバックする形となっています。ちょうど、石北本線遠軽駅みたいに。

254号機同様、K-7タイプの門デフを装着し、サイドタンクには揺れ防止のアングルが取り付けられています。ただし先輪は254号機がスポークだったのに対し、こちらはディスクタイプ。フロント手摺の頭も、254号機は球形なのに対して、こちらは平板タイプ。257号機にも炭庫背面には通風孔があります。

機関助士がタブレットをどこかへ差し出そうとしていますが、はて、助役が線路に立っているのでしょうか。残念ながらこのカットの先の写真はありません。

2輌目はオハユニ61でしょうか。中間に郵便荷物合造車を組み込んでいては、1輌目と3輌目の乗客が行き来できません。まあ、車内をウロウロするのはガキんちょと鉄ちゃんくらいでしょうけど。

257号機はこの当時は佐々機関区の所属でしたが、この一か月後には早岐区へ、その後、短期間のうちに、門司区、熊本区、行橋区と目まぐるしく配置換えされています。そして引退後は福岡県の須恵町立歴史民俗資料館前に保存展示されています。