ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

C12 194

田中 泰三様の画像につき、転載はご遠慮ください。

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昭和43(1968)年10月3日 西舞鶴駅

車歴は↓こちら。

C12194 機関車データベース (形式C12) - デゴイチよく走る!

西舞鶴駅構内で入換中のシーンと思われます。何輌もの貨車をあっちへ移動こっちへ移動し、くっつけたり放したりを繰り返し、1本の貨物列車に組成していきます。操車場でなくても、ちょっとした駅で日常的に見られた光景です。模型の世界では列車の運行はできても、車輛の入換は難しいでしょうね。入換手がいませんから連結器の自動解放装置でも設けないと無理ですね。突放なんてのも難しそうです。

ところでホームに無造作に置かれたベンチ。ゴロンと横になるにはちょうどいいです。植木等が泥酔して公園のベンチにごろ寝するのと同じくらい、良い感じですね。

 

およそ10日ぶりに近所ながらビデオ撮影してきました。JUNTETU様と一緒に、まだ十分には使いこなせていないビデオカメラを、あ~だこ~だ言いながら札沼線の電車を撮影してきました。曇天という悪条件でどれだけちゃんとした絵になるかの検証が目的でした。今回はLog撮影ではなく、HLG(ハイブリッドログガンマ)という設定による撮影です。これで白トビ、黒つぶれを抑えたHDR映像に仕上がります。写真ではとっくにお馴染みのHDR、ハイダイナミックレンジ。フィルム写真の時代にはラチュードという言い方が一般的でしたが、デジタル写真になってからはビデオと同じ電気信号を扱うことからかダイナミックレンジというビデオの世界で使われていた用語が使われています。曇り空の場合、空と地上との明るさが極端に異なります。地上に露出を合わせると曇り空は白一色となり、雲のディテールを出そうとすると地上が暗くなります。その両者をどちらもちゃんとディテールを出せるのがHDR。実際、ファインダーを見ながら、ウェーブフォームモニターを参考にしつつ雲のディテールを飛ばさないように露出を決めて、それなりの絵は取れました。しかし、ちゃんと取った筈のホワイトバランスが悪かったのか、絵全体がグリーン被りのようになってしまいました。グリーン被りということはホワイトボードが実は赤味がかっていたのか?ということになりますが、そんな風には見えません。何が原因か分からないままですが、ビデオ編集ソフトで色々補正してHDRらしい絵にはなりました。でもこれだけの補正の手間をかけるのだったら、補正の自由度の高いLog撮影の方がいいんじゃねという気持ちにもなりました。

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