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昭和42(1967)年3月26日 亀山駅
車歴は↓こちら。
C5075 機関車データベース (形式C50) - デゴイチよく走る!
C50はもともと都市部の快速列車などの牽引を目的に製造されたために配置は偏っており、日本海側と四国には配置されていません。軸重が大きく、通過可能な曲線半径も大きいためローカル線での運用も限定され、結局、軸重の大きさから早々に入換専用機になってしまったケースが多かったようです。それだけにファンの目に触れる機会が少なく、あまり注目されることもなかったのでしょう。
亀山区にはこの当時、75号機と76号機が配置されています。画像の、一見、客車を牽引しているように見える姿も、実は入換をしているだけなのかもしれません。
この機関車、何の因果か東京都の足立区に保存されています。部品の欠落が見受けられますが、ほどほど整備を受けて数少ないC50の勇姿を今に伝えています。
因みに製造初年順に形式を記すと
C51:大正8年(昭和3年、18900形式から改称)
C52:大正14年(昭和3年、8200形式から改称)
C53:昭和3年
C50:昭和4年
となっており、C50はその形式が温存されていたことが分かります。