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昭和42(1967)年3月26日 亀山機関区
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C5726 機関車データベース (形式C57) - デゴイチよく走る!
集煙装置に重油タンクを装備した、いかにも峠を制する気、満々なスタイルです。前回の記事でご紹介した4号機同様、煙室前端は角ばっていますが、フロントスロープ部への食い込み方が異なっており、煙室の長さは異なっていると思われます。キャブ側面のナンバープレートは、タブレットキャッチャーをかわすために、幾分下側に取り付けられています。
この時代には亀山から参宮線の伊勢までの運用に就いていたようです。他のC57にも集煙装置が付いていたわけではありませんが、重油タンクは載せていました。現在の参宮線は紀勢本線の多気から分岐していますが、もともと亀山~多気間も参宮線でした。更に過去に遡れば、関西鉄道と参宮鉄道の路線でした。昭和34(1959)年に紀勢本線が全通したことで、亀山~多気間は紀勢本線に編入されましたが、神様よりも国鉄の力の方が強大だったようです。
廃車後は縁もゆかりもない埼玉県行田市に保存されています。集煙装置は外されており、短めの煙突が集煙装置を載せていた名残になります。