ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

C57 40

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昭和42(1967)年8月6日 苗穂機関区

車歴は↓こちら。

C5740 機関車データベース (形式C57) - デゴイチよく走る!

主に東日本を転々としてきた機関車だったようです。前照灯やナンバープレートの煤け具合は完璧に北海道仕様ですが、旋回窓こそあれ、ドーム前の扇形手摺も補助灯もなく(補助灯はこの後、設置)、キャブの密閉化も施されていません。正面ナンバープレートの上方には、前方にピコーンと何かが角のように付き出しています。補助灯掛けなのでしょうか。廃車後の留置された写真を見ると、この角はなくなり、代わりに三つ目用のL型補助灯掛けが、ナンバープレートの向かって左上方に取り付けられています。

雑誌記事によれば、この頃は札幌~函館間(東室蘭経由)の臨時急行「石狩」や札幌~稚内間の急行「利尻」(ただしC57の運用は札幌~旭川間)などの優等列車を牽引し、本来の急行用機関車としての任務を十分に果たしていたようです。