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昭和42(1967)年8月19日 青森機関区
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C604 機関車データベース (形式C60) - デゴイチよく走る!
C59とC60との構造上の違いは、従輪の軸数の違いだけといっても過言ではないと思います。同じ手法による改造はD60、D61、D62でも実施されているのですが、D60とD62では、軸重軽減に伴う牽引力低下を抑えるための改造も実施されています。過熱伝導面積を広くしたりピストン径を小さくしたりとか。
さて4号機ですが、「よん・さん・とお」と呼ばれる昭和43(1968)年10月の白紙ダイヤ改正により、東北本線は全線電化。これを前に4号機は廃車。C60として15年足らずの生涯を終えました。東北機の特徴として、機関士側のキャブ前窓が張り出し旋回窓になっています。煙室扉の十字ハンドルもいい味出しています。
C60などのハドソン機は旅客用なのですが、貨物列車を牽かなかったわけではありません。東北本線のコンテナ列車を牽引する姿が記録されています。しかしこれは例外的な運用だったと思います。軸重を15トンに抑えたので、貨物列車を牽引するのに動輪3軸よりも4軸のD51やD62が牽引するのがいいに決まっています。
C62の49輌に対してC60は47輌が製造されましたが、C62やC59ほどの脚光を浴びることなく、SLブームの最中にひっそりと消えてしまいました。