ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

C60 104

SAMPUKU爺様の画像につき、転載はご遠慮ください。

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昭和43(1968)年3月18日 鹿児島機関区

 

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昭和43(1968)年3月 宮崎機関区

車歴は↓こちら。

C60104 機関車データベース (形式C60) - デゴイチよく走る!

この機関車もまた、103号機同様に鹿児島区で7年間の任務を全うしました。けれども103号機とはそこかしこにディテールの違いが見られます。

除煙板関連では点検口の有無と上部ステーの形状、ドーム前方の手摺の有無といった辺りがパッと見の違いになります。104号機にはエプロンがありません。

足回りに目を向けると、先輪の後ろ側がスポーク輪心に変えられています。こういう不整合がファンには魅力的に見えたりしますが、同じファンと云っても「原型じゃない!」と反発する人もいるのでしょうね。

この頃、九州には11輌のC60が配備され、熊本区が2輌、鹿児島区が9輌でした。

足掛け2年(笑)に及んだC60は、次回が最後になります。