ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

C62 10

SAMPUKU爺様の画像につき、転載はご遠慮ください。

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昭和42(1967)年8月20日 仙台運転所

車歴は↓こちら。

C6210 機関車データベース (形式C62) - デゴイチよく走る!

平機関区所属で、そこには12輌ものC62が配置され常磐線で活躍していました。そして2年間という短期間ながらも(特急「はつかり」で2年2か月)最後の蒸機牽引ブルトレである「ゆうづる」を牽引し、夏場の早朝のみ上り列車だけ撮影可能という厳しい条件下にもかかわらず、多くのファンを虜にしました。

煙室扉の下方に取り付けられたベンチのようなL型台座は、列車番号掲示していたもので、尾久機関区時代に取り付けられたそうです。進駐軍用の特別列車運転時に使用されたとの説がありますが、尾久区への転属が昭和29(1954)年であることから時代的にちょっと合いません。

10号機に関しては次のサイトの記事が妙味深いのでリンクを貼っておきます。

joban

画像の「ゆうづるヘッドマーク装着は現場の方の配慮による演出だと思います。前端梁の黒い●は、乳剤かフィルムに穴が開いたのでしょうか。