ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

C62 37

田中 泰三様の画像につき、転載はご遠慮ください。

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昭和45(1970)年9月24日 糸崎機関区

 

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昭和45(1970)年9月25日 広島駅

車歴は↓こちら。

C6237 機関車データベース (形式C62) - デゴイチよく走る!

常磐線の電化により余剰となりながらも、糸崎区へ転配されたラッキーな機関車です。異動に際し、補助灯と列車番号表示台が撤去されています。逆に、前照灯の向かって右側にL型の部材が追加されています。これが一体何のためのものなのか、いまだに分かりません。また、ヘッドマークステーが小型のものに付け替えられています。

37号機は汽車會社製ですが、このメーカー製の特徴として給水温め器のカバーが、左右両端にも及んでおり、温め器はすっぽり覆い隠されてます。他のメーカー製だと円筒端部が顔を出しているのですが。他にも随所に特徴的な部位があるようですが、画像ではそれが確認できないので割愛させて頂きます。

平区から糸崎区へ転属したC62は、23、37、46、47、48号機の5輌ですが、軽量化タイプなので空転を起こしやすいなどの理由から、乗務員からはあまり好かれていなかったんだとか。まあ、乗務員が運転操作に慣れようとしなかったとも考えられますが。