ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D50 218

SAMPUKU爺様の画像につき、転載はご遠慮ください。

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昭和42(1967)年8月13日 滝川機関区

車歴は↓こちら。

D50218 機関車データベース (形式D50) - デゴイチよく走る!

新製当初から北海道一筋で活躍していた機関車のようです。これも砂箱が丸味を帯びた川崎造船製であることが分かります。

ナンバープレートが低い位置にあって、不細工顔ですが、嫌いではありません。あのC53でも2号機は同じ不細工面。惚れ惚れするほど味があります。

フロントデッキには手摺を残したまま、手摺のない除煙板を設置。D50には北海道機特有の切り詰めデフはなかったのでしょうか。北海道のD50は昭和42年度で形式消滅したので、切り詰めの始まった時期には引っかからなかったのかな。この画像でも後ろのD51は通常の除煙板ですし。

クロスヘッド上方、通常だとランボード上にある給油装置がありません。非公式側にあるのでしょう。同じ北海道機の276号機や277号機がそうですし。

キャブ前窓は旋回窓ですが庇はありません。

キャブ側窓はオリジナルの2枚物のままで、「5」の字型のタブレットキャッチャーを装備しています。

キャブ前妻とランボードとの接触部は斜材で補強されています。D50では珍しいでしょうか。

北海道のD50の晩年はここ滝川区の他に追分区、岩見沢区、鷲別区に配置され、根室本線室蘭本線、夕張線で最後の奉公を務めました。