ただいま鉄道写真スキャン中

昭和40年代中半の国鉄時代から、21世紀初頭のJR時代までの鉄道写真をご紹介。当時のことやら思い付いたことなどをとりとめなく記しました。

D50 230

SAMPUKU爺様の画像につき、転載はご遠慮ください。

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昭和42(1967)年8月5日 岩見沢機関区

車歴は↓こちら。

D50230 機関車データベース (形式D50) - デゴイチよく走る!

かつて沼津機関庫に所属していたことから、箱根越えで本務機や補機として奮闘していたことが伺えます。丹那トンネル開通までの5年ほどの運用だったそうですが、貨物輸送量を大幅に増加させた功績は大きかったことでしょう。

キャブ機関士側前窓の庇は丸味を帯びたものです。助士側は旋回窓も庇もない原型のままです。投炭に忙しい機関助士は、着席する暇はあまりなかったといいますから、前窓よりもキャブから顔を出して前方確認していたのでしょうか。

除煙板前端がリブで補強されています。D50の除煙板は面積が大きい分だけ、ベコンベコンしていそうです。一応、裏面には平板で補強はしていますけど。

後ろに連結されているのは、キャブ屋根の形状からC55流改かと思います。

 

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昭和42(1967)年8月5日 岩見沢

機関区で後ろに連結されていたC55流改と思しき機関車を従えて、駅の中線に姿を現しました。この後、転線してホームに入線するのでしょうか。陽の当たり方から、札幌方を向いているようです。列車は札幌方面なのか、それとも苫小牧方面へ向かうのか。